『ぼくのたまごやき』
「ふう、ふう、ふう。ぱく。」
やっぱり、じぶんでつくった、たまごやきはおいしいな。
ぼくは、たまごやきが、つくれるようになりました。
さいしょにたまごをわります。つよくたたくと、から
がグシャッとなるから、しんけんにします。
「やったあ、きれいにわれた。」
と、ママにみせました。ママが、
「じょうずにできたね。」
と、いってくれたので、「よし、がんばるぞ。」と、お
もいました。つぎは、おいしいたまごやきにするための
あじつけです。これは、すこしママにおてつだいしても
らいます。だしをいれてもらって、じぶんでさとうをす
こしいれました。
「シャカ、シャカ、シャカ。」
と、たまごをまぜて、よくあたためたフライパンに、す
こしいれます。
「ジャー。」
と、おとがして、すぐかたまり出すから、ぼくは、いそ
　 がしくなります。
「くるん、くるん、くるん。」
と、たまごをまきます。またたまごをいれて、
「くるん、くるん、くるん。わあ、いいかたちにできた
ぞ。」
たまごやきをきると、ゆげがでてきていいにおいがしま
す。ママはおいしそうにたべてくれました。こんどはな
にをつくってあげようかな。