■樱井パパは旧邮政出身でエース中のエース
大本命の「樱井パパ」は、なぜ落选したか。いま総务省内はその话で持ち切りだ。
総务省の樱井俊氏は(77年旧邮政省入省)は人気アイドルグループ「岚」の樱井翔の父亲。省内で「樱井パパ」と呼ばれる人気者の樱井俊氏は、事务方トップの次官に次ぐナンバー2の総务审议官を务める実力者。东大法学部卒で入省当时から「将来の次官候补」と呼ばれていた逸材であり、この夏の人事では、次官就任が确実视されていた。
ところが実际に次官ポストを手に入れたのは、下马评にものぼらなかった大石利雄消防庁长官(76年旧自治省入省)。
総务省は旧自治省、旧邮政省、旧総务庁からなり、三省庁のたすき挂け人事が行われてきたが、旧省庁间の力関系から、従来は旧自治省と旧邮政省がほぼ交代で次官を出してきた。
このこともあって、今夏の人事では、旧自治省出身の冈崎浩巳次官から「旧邮政出身でエース中のエース」(旧邮政OB)の樱井氏へのバトンタッチが确実视されていたのだ。
総务省职员が语る。
「省内はびっくり仰天でしたよ。何しろ大石氏はすでに昨年6月の次官レースで、同期入省のライバル冈崎氏(76年旧自治省入省)に败北を吃し、総务省から“一丁上がりポスト”の消防庁长官に転身していたからです。省内では“大石氏は终わった人”と见られていたから、今回の次官人事では名前すら出ていませんでした」
関系者の话を総合すると、この大どんでん返しのキーマンは安倍首相侧近の菅义伟官房长官だった。
今夏の中央省庁干部人事の特徴は、官邸主导强化を目的に新设された「内阁人事局」(初代局长=加藤胜信官房副长官)が人事を一元管理したこと。人事は、审议官级以上の约600人を対象に、内阁人事局が用意した资料などをもとに菅官房长官が干部候补者の名簿を作成。その后、任命権を持つ阁僚が首相や官房长官と协议して决めるかたちだ。
「仕组みからして菅官房长官が大きな力を振るえる。菅氏は樱井パパを外して、大石氏を次官に据えるべく政界と霞が関を说き伏せにかかった」(自民党関系者)
■今回の次官人事の黒幕は菅义伟官房长官!?
菅氏は小泉政権时代に総务大臣に就任。総务省に隠然たる力を持っている。
「地方议员出身で地方自治に详しい菅氏は、総务省内の旧自治官僚ととくに恳意にしてきた。昨夏の次官人事では、旧自治省出身で同じ76年组の冈崎・大石の争いになり、冈崎次官が诞生したが、このとき菅氏は裏でこっそり“今回は消防庁长官で我慢してくれ。1年待て。この次の人事で必ず次官にするから”と裏で约束していたらしい。これの裏の意味は“樱井溃し”です。要は、旧自治省出身の同期の间でポストをたらい回しにして、旧邮政のエースの樱井に绝対に次官ポストを渡さないということです」(自民党旧邮政族関系者)
结局、今回の干部人事では、事実上の人事権者とも言える菅官房长官が力を行使して、下马评外の大石氏を次官に押し込んだということらしい。
収まらないのが樱井氏と旧邮政省出身者、自民党の邮政族である。今回の人事では、大石氏の次官就任の一方で、樱井氏の総务审议官留任も决まった。
「総务审议官の留任は异例だが、大石次官を饮む代わりに樱井留任を官邸に饮ませた。樱井氏を省内ナンバー2の総务审议官として留任させておけば、来年の次官人事で卷土重来を図れる、というわけです」(総务省関系者)
とはいえ79年入省组が次官の财务省を笔头に、中央省庁ではこのところ若返りが进んでおり、76年组と77年组が争う総务省は国民からは异次元の存在に见える。世代交代の流れに逆行する国民不在のポスト争いは厳に慎むべきだ。
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没能当选公务员的TOP----次官
新闻原地址:
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_13111.html
大本命の「樱井パパ」は、なぜ落选したか。いま総务省内はその话で持ち切りだ。
総务省の樱井俊氏は(77年旧邮政省入省)は人気アイドルグループ「岚」の樱井翔の父亲。省内で「樱井パパ」と呼ばれる人気者の樱井俊氏は、事务方トップの次官に次ぐナンバー2の総务审议官を务める実力者。东大法学部卒で入省当时から「将来の次官候补」と呼ばれていた逸材であり、この夏の人事では、次官就任が确実视されていた。
ところが実际に次官ポストを手に入れたのは、下马评にものぼらなかった大石利雄消防庁长官(76年旧自治省入省)。
総务省は旧自治省、旧邮政省、旧総务庁からなり、三省庁のたすき挂け人事が行われてきたが、旧省庁间の力関系から、従来は旧自治省と旧邮政省がほぼ交代で次官を出してきた。
このこともあって、今夏の人事では、旧自治省出身の冈崎浩巳次官から「旧邮政出身でエース中のエース」(旧邮政OB)の樱井氏へのバトンタッチが确実视されていたのだ。
総务省职员が语る。
「省内はびっくり仰天でしたよ。何しろ大石氏はすでに昨年6月の次官レースで、同期入省のライバル冈崎氏(76年旧自治省入省)に败北を吃し、総务省から“一丁上がりポスト”の消防庁长官に転身していたからです。省内では“大石氏は终わった人”と见られていたから、今回の次官人事では名前すら出ていませんでした」
関系者の话を総合すると、この大どんでん返しのキーマンは安倍首相侧近の菅义伟官房长官だった。
今夏の中央省庁干部人事の特徴は、官邸主导强化を目的に新设された「内阁人事局」(初代局长=加藤胜信官房副长官)が人事を一元管理したこと。人事は、审议官级以上の约600人を対象に、内阁人事局が用意した资料などをもとに菅官房长官が干部候补者の名簿を作成。その后、任命権を持つ阁僚が首相や官房长官と协议して决めるかたちだ。
「仕组みからして菅官房长官が大きな力を振るえる。菅氏は樱井パパを外して、大石氏を次官に据えるべく政界と霞が関を说き伏せにかかった」(自民党関系者)
■今回の次官人事の黒幕は菅义伟官房长官!?
菅氏は小泉政権时代に総务大臣に就任。総务省に隠然たる力を持っている。
「地方议员出身で地方自治に详しい菅氏は、総务省内の旧自治官僚ととくに恳意にしてきた。昨夏の次官人事では、旧自治省出身で同じ76年组の冈崎・大石の争いになり、冈崎次官が诞生したが、このとき菅氏は裏でこっそり“今回は消防庁长官で我慢してくれ。1年待て。この次の人事で必ず次官にするから”と裏で约束していたらしい。これの裏の意味は“樱井溃し”です。要は、旧自治省出身の同期の间でポストをたらい回しにして、旧邮政のエースの樱井に绝対に次官ポストを渡さないということです」(自民党旧邮政族関系者)
结局、今回の干部人事では、事実上の人事権者とも言える菅官房长官が力を行使して、下马评外の大石氏を次官に押し込んだということらしい。
収まらないのが樱井氏と旧邮政省出身者、自民党の邮政族である。今回の人事では、大石氏の次官就任の一方で、樱井氏の総务审议官留任も决まった。
「総务审议官の留任は异例だが、大石次官を饮む代わりに樱井留任を官邸に饮ませた。樱井氏を省内ナンバー2の総务审议官として留任させておけば、来年の次官人事で卷土重来を図れる、というわけです」(総务省関系者)
とはいえ79年入省组が次官の财务省を笔头に、中央省庁ではこのところ若返りが进んでおり、76年组と77年组が争う総务省は国民からは异次元の存在に见える。世代交代の流れに逆行する国民不在のポスト争いは厳に慎むべきだ。
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没能当选公务员的TOP----次官

新闻原地址:
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_13111.html
