第145話 激励
青道の初戦の相手は由良総合に決まる
スクイズ、盗塁、エンドランを殆ど1球で決め効率よく得点を挙げ4番千田は3打点
6回から出てきたエース東山も打者1人も出さない完璧なピッチングで13対2の7回コールド
ボスは明後日の由良総合戦の先発に沢村、2日後の4回戦の先発に降谷を指名
川上と金田にはどこが相手だろうが初回からブルペンに入るように言う
投手4人に役割をハッキリさせるのは気持ちを作りやすくていいと思う御幸
"もちろん、エースナンバーを託すからには期待することは多い
ただそれは今まで通りの投球が出来てこそ
これまでやってきたことをマウンドで出しきってほしい"
ノートに書かれたこの言葉を思い出しながら気持ちが入る沢村
初モノ尽くしの沢村先発が悪い方向に転がらなければいいがとと思う落合
その頃、知り合いから市大戦と白龍戦のビデオなどを手に入れていた市大戦を見ていた榊
調子を崩しセンバツとは別人のピッチングをしていた降谷に代わってエースになった沢村を
去年の秋とは別人レベルに成長しているそして勝負に飢えてる目がいいと評価する一方で
センバツで降谷が騒がれてから僅か3ヵ月でチームに急激な変化が起きたということは
付け入る隙も多いと確信し勝負師の血が疼いてきた
素振りをする青道の選手達
亮介からＬＩＮＥが来た倉持はそれを春市にも見せる
前園も伊佐敷と電話をしており暗黒期は抜けた甲子園で待っていて下さいと伝える
由井の隣で素振りをする降谷
投げるなら受けようとする由井だが降谷はそれは明日にしてもらう
沢村を見て自分も負けられない気持ちが強くなった降谷は気合いを入れる
その頃、御幸と奥村にフォーム確認をしてもらっていた沢村は
固くなってる、前はもっとバカっぽかった、前はだらしなくゆるゆるだったとダメ出し
全然投げさせてもらえないのが不満な沢村だが
緊張しすぎてるエースナンバーを貰って気負い過ぎだと御幸に言われる
もっと別の言い方があるだろとキレ気味の沢村
だがハッキリ言わないとわからないと御幸に言われ
どんなイメージを持ってるんだと言い返す
そして御幸はついでとして1、2ヵ月前まではこの夏に沢村がエースナンバーを背負う姿を想像出来なかった
沢村にはいつも驚かされてばかりだということを明かす
その頃、クリスから沢村にＬＩＮＥが届く
■今年は"3人"が一緒に戦える最後の夏。
次号休載
我只看得懂休刊，，，求来个大佬翻译一下