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第39话 可能性(一)

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生肉 机翻烤肉


IP属地:四川1楼2020-09-02 12:15回复
    「ラストワンセット! 休まない!」
    「ふう! ふう! ふう! ふう!」
     筋力だ!
     汗だ!
     揺れる腰の脂肪だ! ……これは違うな!
     ジークを痩せさせることに成功した俺は、本格的に筋力トレーニングを開始した。
     俺が真っ先に指示した訓練は、筋力強化のためのストレングストレーニング。
     ストレングストレーニングとは、筋肉の力を向上させるための運動で、スクワット、デッドリフト、ベンチプレスの三つが代表的だ。
     この訓練では、急激な減量で垂れてしまった脂肪を引き締める美容的な効果が見込めるのは勿論、筋力をかなり強化することが出来る。
     ジークガイ・フリードには、とにかく筋力が足りない。
     言い切ってもいい。こいつは今、ザクⅠの状態だ。
     減量をすると、筋肉も、脂肪と共に急速に減るもの。
     俺は、奴のストレングスの基盤を作るために、下半身と腹筋の訓練から取り掛かった。高難易度の動作は後日でいい。
     腹筋を鍛える、最も手っ取り早くわかりやすい運動。
     上体起こしだ!
     ワンセット二十回を五セット! まずはこれから始める!
    「まだいけるか? もうワンセット行くぞ!?」
     しかし……このザク野郎、思ったより意志が強い。
     二十回ずつ五セットをやり遂げたのにも関わらず、まだ動けるようだ。
     もう少しやらせてみるか……?
    「も、もうワンセットどうだ……?」
    「ふうっ! ふう! ふうう!」
    「もうワンセット……!?」
    「ふっ! ふう! ふおお!」
    「よし! くたばるまでやるぞ! もう三セット!」
     奇跡は、実際に起きるものだった。
     なんとザクは、上体起こしを五十回ずつ、二十セットもこなした。
     あり得なくないか!? 普段から鍛えている筋肉質の男でも厳しい量だぞ?
    「五十メートル全力疾走と、五十メートル歩きの反復を五回、ワンセット! 行け、ジーク!」
     とても信じられなかったので、試しにコンディショニングトレーニングも始めてみた。
     パフォーマンスを高め、瞬時に爆発的な力を出せるようにするためのトレーニングである。短距離走を反復して行う運動が効果的だ。
     奴が走る。
    「もうワンセット……!」
    「はっ、はっ、はっ、はあ……!」
     呼吸が規則的だ。
    「もう……ワンセット……!」
    「はあ、はあ、はあ! 体が……軽い……!」
     奴が爽やかな表情をしている。
     数週間前、肉体起動の限度が三分だった奴とは、まるで別人だ。
     カラータイマーを抜いてしまったのか? ケーブルでも繋いだのか!? これは三分……いや、五分以上動けるだけ、なんてレベルではないぞ!?
    「体が……! 羽のように軽いでござる! いくらでも走れそうでござるよ……!」
     あははは、と爽やかに笑いながら、実に楽しそうに走っている。
     いくら何でも、これは「奇跡」の一言で片付けられる数値ではない。
     今ジークがこなしたトレーニングの回数は、そこそこのプロの運動選手の、一日のトレーニング量の数倍にはなる。
    「も、もうワンセット……?」
     俺らしくもなく、控え目に尋ねた。奴の今のペースで進んでいけば、厳しい教官であるこの俺さえも、戸惑わずにはいられない運動量になる。
     電池の切れたラジコンのように、突然リタイアするのではないだろうか? という不安も、正直持っていた。
     だが、そんな心配をしたことが恥ずかしくなる程に、奴はピンピンしている。十セットは勿論、百セットもこなせそうな勢いだ。
     何がどうなっているんだ……。
     本当にこいつが、あの量産型のザクなのか?
    「はあ……はあ……はっ……。また……何か、ないでござるか? パリル殿……まだ、動けるでござるよ……」
    「と、とりあえずオーバーワークは禁物だから……シャワーを浴びて、マッサージをしてから夕食といこうか……トレーニングから三十分以内に炭水化物を摂取すると、筋肉増強に効果的なんだ……行くぞ、何か作ってやる」
    「すごいでござる! パリル殿は何でも知ってるでござるな! さすが貴族でござる!」
     本物の貴族なら、全く知る必要のない知識だけどな……。
     まあ、今はそんな話は重要ではない。
     元の世界で体得していたトレーニング理論を、ジークに適用させながら、確実に気づいたことがひとつある。
     それはジークの……いや、勇者の身体能力は、地球人のそれとは次元が違うということだ。
     豚だったジークの相手ばかりしていたから忘れていたが、この世界では至極当然の事実。
     勇者は、この世界の平民とは次元が違う肉体能力を持っている!
     ジークの野郎も、勇者候補の一人だ。
     今まで、極度の肥満と、それに伴う心臓疾患と各種合併症のせいで、しっかり発揮されてなかった彼の肉体能力が、この度の減量で解き放たれたのだ。
     その威力は、凄まじかった。
     ここまでの効率なら、十日程のトレーニングだけでも、すごい変化が起きるかもしれない。
     この調子で、俺のトレーニング理論と健康食の並行が続けば……
     期待の戦慄が肌を走った。
     奴は、長かったダイエットの日々によくぞ耐えてくれた。
     残った時間は、十日程。
     その間こいつは、俺が伝授する知識と各種訓練で、どれだけ成長するのだろう?
     こいつの変化していく姿が正直、楽しみだ。
     これが親の気持ちか……? いや、部下の成長を見守る上司のやりがいか?


    IP属地:四川2楼2020-09-02 12:16
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      2025-08-03 02:35:08
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      「き、気持ちいいでござるぅ……」
      「変な息遣いしやがったら、即刻やめるからな」
      「す、すまないでござる! んっ、はああ……」
      「声を出すな!」
      「ふぎゃ! ブヒ……!」
       俺が容赦なく奴の後ろ頭を引っぱたくと、痩せたジークが鳴き声を上げた。
       トレーニングを終え、たんぱく質メインの食事を大量摂取させた後、俺はジークを連れて奴の部屋に戻ってきた。
       最新のトレーニング理論によると、激しい運動の後はたんぱく質を摂ってから、しっかり休まねばならない。
       酷使して疲れた筋肉を休ませて、より強い筋肉を手に入れる。これが「超回復」の理論だ。そして筋肉の回復のためには、大量のたんぱく質を、休息前に摂取する必要がある。
       これは地球のスポーツ界でも検証されていた、科学的なトレーニング理論だ。
       しかしあくまで、普通の人間を対象にした理論だった。
       俺はこいつなら、一日に何回でも、この「超回復」が出来るはずだと判断した。
       少なくとも一日に二回は超回復が可能なはずで、状況によっては三回まで増やせると推測した。
       そのために俺は今、こいつの筋肉が急速に回復するための手助けをしている。
       以前セレスタにも伝授した、疲労回復における最強のスキル……
       マッサージだ。
       この技術で、疲れた筋肉を速いスピードで回復させる。
       そして訓練を繰り返すのだ。
       これによって、トレーニングの効率が大幅アップ!
       地球の文化に例えるなら、温かい地域で米の二期作をすることに似ているだろう!
      「あの、パリル殿……」
       突然、奴が話しかけてきた。
       何だ……? 話しかけるな。集中が乱れる。
      「パリル殿は……ヒルデガルト先輩のテストをパスするために……拙者を手伝ってくれてるのでござるだろう?」
       当然だろうが、お前が可愛くて手伝っているわけないだろう。
       俺は「無駄な質問をするな」という意味を込めて、返事をする代わりに奴の肩をつねった。ジークが体をよじらせながら、「ぐええ!」と痛そうな悲鳴を上げる。
       意味のないことを聞くな。
       お前は只、俺のために強くなればそれでいい。
       俺が勇者学園に残るための味方として、立派な道具としてな。
      「何だよ。不満か?」
      「ち、違うでござる……嬉しいでござる……貴族であるパリル殿が、拙者の面倒を見てくれて……嬉しいでござるよ……。は、は……」
       はは?
      「母上が出来たみたいで……嬉しいでござる……」
       うげっ……! 母親かよ。
       恋人どころか、
       兄妹でもなく、
       母親!?
       お兄さん、父性愛を働かせすぎたみたいだな……。
       しかし、これは……実に妙な感覚だった。
       あえて説明するなら、ジークに甘えられるのは特に嫌ではないといった感覚だ。前世では、一度もこんな気分を味わったことはない。これもパリル・ホール・マグリュードの影響だろうか……。
       ああ。まあ、このくらいで丁度いいのかもしれない。
       俺たち二人の関係は。
       ジークは俺に甘え、
       俺はジークを利用する。
       調教師と、飢えた猛獣……いや、飢えた豚くらいで、丁度いい。今は結構痩せてしまっているが。
      「テ、テストは……どんなものでござるか?」
      「それは俺もまだ知らない」
       俺も、まだ聞いていない。テストの内容は、その時になれば教えると、ヒルデガルト・ロクサニアンは言った。勇者の魔力パートナーとしての資格さえ持っていれば、十分パス出来る内容だと断言しながら。
       無論、これが罠という可能性もある。
      「要は、お前をちゃんとした勇者候補にして、俺がお前の立派なマザーであることが認められればいいんだろう、多分。だから頑張るんだぞ、ジーク! お前がちゃんとしないと、俺が学園を追い出されてしまうことを忘れるな」
      「が、頑張るでござる……! パリル殿が追い出されないように……頑張るでござる!」
      「そうだ、その意気だ! これからもしっかり言うことを聞くんだぞ!」
      「も、勿論でござる……」
       俺は悪戯っぽく、奴の背中をバシバシ叩きながら笑った。
       ジークは消え入りそうな声で答えながら、顔を枕に埋めて、それからは全く反応がなかった。
       なんだか、微妙だったな……?
       こいつの今の態度は。
      「やっぱり……拙者の力が必要だから、手伝ってるのでござるな……」
      「ん? 何か言ったか?」
      「な、何でもないでござる! き、気持ちいいでござるよ!」
       ……確かに聞こえた。奴が独り言を呟くのが。
       それでも、俺は知らないふりをしてマッサージを続けた。
       奴が無駄な期待をしてしまうと、お互いが苦しむ結果になるだけだ。
       俺は、ジークを勇者候補として選んだのだから。
       まあ、パリルのような美しい女に尽くされれば、どんな男でも心が揺れるのだろう。しかし、ジーク。お前がいい奴かどうか、気に入ったかどうかなどは関係なく……お兄さんは、お前を恋愛対象として愛することは出来ないのだよ。
       なぜなら、お兄さんは男だから。
       体は美しい女だが、中身は男なんだ!
       ということはゲイでもないし……何だ……? レズビアンでもないよな?
       とにかく……! 体は女でも、心は男なのだ!
       俺は、男を愛することには、生理的に拒否感を覚えるんだよ。
       だが、男に尊敬されるのは大丈夫だ!
       尊敬しろ! そして信奉しろ! そうすれば俺の奴隷……いや、忠実な部下として扱ってやろう。右腕のポジションも与えてやる! お前を重用してやると言っているんだ!
       男同士の熱い信用関係! それだ。
      「そういえば、痩せたらしてくれるって約束した……」
       一瞬で、体から血の気が引いた。まるで漫画のように、冷や汗が湧き出す。
       来てしまった。
       この瞬間が。
       俺は、奴の息の根を止めなかった、軟弱な自分自身を恨んだ。
       あの時に殺っておくんだった。狭心症の時に。
       俺は、唇を噛みしめてマッサージの手を止めた。するとジークが顔を上げて俺を見上げ、恐る恐る口を開く。
      「キスは……」
      「う、うーん……」
       冷や汗が、顔を濡らしていた。


      IP属地:四川3楼2020-09-02 12:20
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        【最后一套!不要休息!】
        【呼!呼!呼!】
        肌肉!
        汗水!
        摇晃的腰部脂肪!...这可不一样啊!
        成功地让吉克瘦了的我,开始了全面的肌肉训练。
        我最先指示的训练是为了强化肌肉力量的强度训练。
        强度训练是指为了提高肌肉力量的运动,具有代表性的有下蹲、硬拉和卧推三种。
        在这个训练中,不仅可以收紧因急剧的减重而下垂的脂肪的美容效果,还可以大大加强肌肉力量。
        吉克·弗里德的肌肉力量不足。
        可以断言。这家伙现在处于扎古Ⅰ的状态。
        果减肥,肌肉也会与脂肪一起迅速减少。
        我为了给他的肌肉锻炼打好基础,从训练下半身和腹肌开始。高难度动作日后可以进行。
        锻炼腹肌,最快捷易懂的运动。
        仰卧起坐!
        一套二十次五套!首先从现在开始!
        【还能行吗? 再来一套! ?】
        但是...扎古这家伙,意志比想象的要强。
        虽然每套20个做了五套,但好像还能动。
        让他再做一点吧…?
        【再来一套...?】
        【呼!呼!】
        【再来一套...!?】
        【呼!呼!呼!】
        【好!做到s!再来三套!】
        奇迹是真实发生的。
        扎古竟然每次做50次仰卧起坐,做了20组。
        不可能!?即使是平时锻炼的肌肉男也是很困难的量哦?
        【五十米全力疾驰,五十米步行重复五次,一组!前进,吉克!】
        因为实在不敢相信,所以也试着开始了调理训练。
        这是为了提高性能,瞬间爆发的力量训练。反复进行短跑的运动非常有效。
        他跑了。
        【再来一套!】
        【哈、哈、哈…】
        呼吸很有规律。
        【已经...一整套...!】
        【啊,啊,啊!身体…很轻…!】
        他的表情很爽朗。
        和几个星期前,肉体活动限度只有两三分钟的那个人,简直判若两人。
        把彩色计时器拔掉了吗?连接上电缆了吗?这是三分钟...不只是能动五分钟以上的水平了吗!?
        【身体...!像羽毛一样轻,好像想跑多少都能跑啊…!】
        啊哈哈哈哈,一边爽朗地笑着,一边跑得很开心。
        无论如何,这不是用一句“奇迹”就能概括的数值。
        吉克现在进行的训练次数比一般职业运动员每天训练的次数多出几倍。
        【再,再来一套?】
        不像我,小心翼翼地问。以他现在的步调前进的话,就连严厉的教官我也会感到困惑。
        会不会像电池没电了一样,突然关机呢?说实话,我也有这样的不安。
        然而,他对自己的担心感到羞愧,心里一惊。不用说十套,就连一百套都能应付自如。
        到底是怎么回事…。
        这家伙真的是那个量产型的扎古吗?
        【哈…哈…哈…。 还有…什么事,没有吗? 佩莉尔大人…还能动呢…】
        【总之,不要过度劳累…先洗个澡,按摩一下再吃晚饭吧…在训练三十分钟内摄取碳水化合物,对增强肌肉很有效…我去,我给你做点什么。】
        【太厉害了!佩莉尔大人什么都知道!不愧是贵族!】
        如果是真正的贵族的话,应该完全是不需要的知识...。
        嗯,现在这些都不重要了。
        把在原来的世界中学到的训练理论应用于吉克的同时,确实注意到了一件事。
        那是吉克的…不,勇者的身体能力和地球人的不同。
        因为只和猪吉克打交道所以忘了,这在这个世界上是理所当然的事实。
        勇者,拥有与这个世界的平民次元不同的肉体能力!
        吉克也是勇者候补之一。
        一直以来,由于极度肥胖和随之而来的心脏疾病和各种并发症,他的体力没有得到充分发挥,但通过这次减重,他的体力得到了解放。
        其威力非常强大。
        如果是这样的效率,仅仅是10天的训练,也许就会发生巨大的变化。
        照这样下去,如果我的训练理论和健康饮食并行的话...
        期待的战栗在皮肤上挥洒。
        他很好地忍受了漫长的减肥日子。
        剩下的时间是10天。
        这家伙在我传授的知识和各种训练中成长了多少?
        这家伙变化之后的样子着实令人期待。
        这就是父母的心情吗...?不,是看着部下成长的上司的价值吗?


        IP属地:四川4楼2020-09-02 12:20
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          【真舒服啊...】
          【如果呼吸有什么奇怪的话,马上就会停止的】
          【对不起,嗯...】
          【不要出声!】
          【布希!】
          我狠狠地打了他的后脑勺,瘦了的吉克叫了起来。
          训练结束,让他大量摄取蛋白质为主的食物后,我带着吉克回到他的房间。
          根据最新的训练理论,剧烈运动后要摄取蛋白质,然后好好休息。
          让过度疲劳的肌肉休息,获得更强的肌肉。这就是“超恢复”理论。而且为了肌肉的恢复,需要在休息前摄取大量的蛋白质。
          这是在地球体育界也得到验证的科学训练理论。
          但说到底,这是针对普通人的理论。
          我判断,如果是这家伙的话,一天几次,都应该能做到这个“超恢复”。
          他推测,至少一天可以进行2次超恢复,根据情况可以增加到3次。
          因此我现在正在帮助这家伙的肌肉快速恢复。
          以前向赛丽斯塔也传授过,恢复疲劳的最强技能……
          是按摩。
          利用该技术,能够迅速恢复疲劳的肌肉。
          而且还要反复进行训练。
          通过这个,训练的效率大幅度提高!
          如果用地球文化来比喻的话,就像在温暖的地区种两季稻米吧!
          【那个,佩莉尔大人...】
          突然,那个家伙跟我说话了。
          什么……?不要跟我说话。注意力不集中。
          【佩莉尔大人…是为了通过希尔德加特前辈的考试…而帮助我的吧?】
          当然了,我怎么会因为你可爱而帮你呢?
          我用“不要问无用的问题”的意思回答他,而掐了他的肩膀。吉克一边扭动着身体,一边说:“嗯!”发出痛苦的悲鸣。
          不要问没有意义的事。
          你只是,为了我变强就行了。
          作为我留在勇者学园的盟友,作为优秀的工具。
          【什么? 你不满意吗?】
          【不,错了…我很高兴…身为贵族的佩莉尔大人,照顾我…我很高兴…】
          哈?
          【好像有了母亲…太高兴了…】
          哈哈……!是母亲吗?
          别说是恋人,
          也不是兄妹,
          母亲!?
          哥哥,好像过分努力了啊,父爱…
          但是,这...真是一种奇妙的感觉。
          硬要说明的话,就是不特别讨厌被吉克撒娇的感觉。前世,我一次也没尝过这种滋味。这也是受佩莉尔·霍尔·玛格琉德的影响吧…。
          啊。嗯,也许这样就正好了。
          我们俩的关系呢。
          吉克向我撒娇,
          我利用吉克。
          驯兽师和饥饿的猛兽…。不,只是饥饿的猪,正好。 现在也瘦了很多。
          【考,考试是…是什么样的呢?】
          【这个我也不知道。】
          我也还没听说。希尔德加特・洛可萨尼亚说,到时候会告诉学生考试内容。虽然断言只要有作为勇者的魔力伙伴的资格,就能充分通过。
          当然,这也有可能是陷阱。
          【重要的是,把你作为优秀的勇者候补,承认我是你优秀的母亲就好了吧,大概。 所以加油,吉克! 别忘了,如果你做不好,我就会被赶出学园。】
          【可是,努力吧…!为了不让佩莉尔大人被赶出来…努力吧!】
          【对了,就是那种志气!以后也要好好听话!】
          【当然...】
          我恶作剧似的拍着他的后背笑了。
          吉克用几乎消失的声音回答着,把脸埋在枕头里,之后完全没有反应。
          总觉得,很微妙啊…?
          这家伙现在的态度是?
          【果然…因为你需要在下的力量,所以才帮我的忙…】
          【嗯?你说了什么吗?】
          【没什么! 真舒服啊!】
          …确实听见了。那个家伙在自言自语。
          即便如此,我还是装作不知道的样子继续按摩。
          如果他们抱着无谓的期待,只会造成彼此痛苦的结果。
          因为我选择了吉克作为勇者候补。
          啊,如果被佩莉尔这样美丽的女人所迷住的话,不管什么样的男人的心都会动摇吧。但是,吉克。不管你是不是一个好人,喜不喜欢…哥哥不能把你作为恋爱对象来爱你。
          因为哥哥是男人。
          身体很美的女人,内在却是男人!
          也不是同性恋…嗯…?也不是女同性恋吧?
          总之…!身体是女人,心是男人!
          我,对于爱上男人这件事,生理上是拒绝的。
          但是,被男人尊敬是没问题的!
          尊敬他!而且要信奉! 那样做的话,我的奴隶…不,就当作忠实的部下来对待吧。 我也给你右臂的位置!我说我会重用你的!
          男性之间的热情信赖关系! 就是这样。
          【这么说来,我答应你瘦下来的话...】
          一瞬间,我的身体里血色尽失。就像漫画一样,直冒冷汗。
          来了。
          这一瞬间。
          我恨没有把他扼杀掉的软弱的自己。
          我当时就该杀了他。 心绞痛(狭心症)的时候。
          我咬紧嘴唇,停下按摩的手。吉克抬头看着我,战战兢兢地开口。
          【接吻...】
          【嗯,嗯...】
          冷汗打湿了我的脸。


          IP属地:四川5楼2020-09-02 12:21
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            感谢大佬


            来自Android客户端6楼2020-09-02 12:58
            回复
              謝謝大佬


              来自Android客户端7楼2020-09-02 14:19
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                赞叹大佬


                IP属地:中国台湾来自iPhone客户端8楼2020-09-02 17:16
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                  2025-08-03 02:29:08
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                  IP属地:广东来自Android客户端9楼2020-09-06 11:15
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                    IP属地:广西来自Android客户端10楼2020-09-14 19:12
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                      感谢翻译


                      IP属地:天津来自Android客户端11楼2020-09-20 16:46
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