ラジオドラマ 土方日和 第二十六話「早朝稽古」
平助:へ!は!えあ――
(障子を開けて)
左之:ん…うん…おい、誰だか知らねえが、うるせえな。こんな朝っぱらから騒いでんじゃねえ。
平助:えへ、左之さん。悪い悪い、つい熱くなっちまってさ。
左之:おん――何だ、平助か。こんな時間に何やってんだ。
平助:何か目が覚めちまったから、早朝稽古だよ。
左之:ほお――そういや大層なことだ。だからと言って、他人の睡眠を妨げるんじゃねえよ。まだ明け六つじゃねえか。
平助:だから悪かったって。
左之:こりゃ、平助に朝飯の当番をしてもらおうねとな。
平助:はあ?何でそうなるんだよ!
左之:何でじゃねえだろう!こんなまだ暗いうちに起こされて、寝不足で隊務に傷害ってたらどうしてくるんだ!
平助:左之さんが寝不足なのは夜更しが原因だろう。遊びあるいないで、とっとと寝りゃいいだけじゃん。
左之:あ――人のこと起こしといて、その言い方はねえだろう!
(障子を開けて)
土方:おい!こんな時間に何してる!うお、何だ、お前らか。
左之:おお…土方さんか。朝っぱらからすまねえ。
土方:ったく、こんな時間に喧嘩何かしてんじゃねえよ。
平助:喧嘩じゃないで、稽古だよ。
土方:稽古?ほお…俺には、お前らが言いやってるようにしか聞こえなかったが。
平助:俺が早朝稽古してたら、左之さんがなんやかんや言ってきてさ。
左之:何だと――その稽古とやらがうるせえから注意しに来てやったんだろう。
平助:怒鳴ってたのは事実じゃねえか。
土方:お前ろ…本当に懲りねえなあ。今日はお前らが屯所の掃除をしろ、いいな。
平助:はあ――何でだよ!悪いのは左之さんだろう。何で俺か…
左之:いやいや、元々は言えば平助が――
土方:いいから黙れ!稽古しょうが喧嘩しようがお前らの自由だか、周りに迷惑かけんじあねえ!少し考えりゃ分かるだろう。それが分かんねえ限り、一緒掃除当番してやがろう!
平助/左之:だから、土方さん――
(障子を開け、皆揃って来て)
土方:おっ、な…何だよ。こんな朝っぱらから起きて来てどうした。
左之:ええ…俺たちの言い争いがうるさくて…
平助:ああえ…それで皆起きちまったのか…
三人共:お…はん…いや、あはははは――
土方:あ、あへん、ううん。二人ども、すまん。悪かったな。
第二十五话「晨间练习」
平助:嘿!哈!咿呀――
(拉门打开)
左之:嗯…喂,是谁我不知道,可是很吵耶。这么一大清早的别吵吵闹闹的好么。
平助:诶啊,左之桑。抱歉抱歉,不知不觉就来劲了的说。
左之:噢――什么呀,平助啊。这种时间你在干嘛啊。
平助:不知怎么就睡醒了,于是来晨间练习啦。
左之:嚯喔――那还真是了不起啊。但是再怎么说,别影响他人的睡眠啊。还不到六点吧。
平助:所以我说了抱歉嘛。
左之:既然如此,今天的早饭当值就交给平助好咯。
平助:哈啊?为什么变成那样啊!
左之:哪有什么为什么!天还没亮就把人家吵醒,要是睡眠不足导致执行队务的时候受伤怎么办!
平助:左之桑睡眠不足是自己开夜车的原因吧!晚上别去外面游荡老实睡觉不就好了。
左之:啊――把人家吵醒的时候没有这么说话的吧!
(拉门打开)
土方:喂!这种时间在干什么!喔哦,怎么,是你们啊。
左之:哦哦…土方桑啊。一大早的抱歉啊。
土方:真是的,这种时间别给我在那吵架好吧。
平助:不是吵架,是在练习。
土方:练习?嚯噢…除了你们说话的声音我可没听到别的啊。
平助:我本来是在晨间练习来着,是左之桑一直在那东一句西一句的。
左之:你说什么――你那什么晨间练习吵死人了我只是来叫你注意点的不是吗。
平助:你吼了是事实吧。
土方:你们两个…真的是没吃到苦头啊。今天屯所的扫除由你们当值,没问题吧。
平助:哈啊――为什么啊!不对的是左之桑把,为什么连我也…
左之:啊不是不是,本来说来就是平助他――
土方:够了都给我闭嘴!练习什么的也好吵架什么也好那是你们的自由,但是别给周围的人添麻烦!稍微想一下就能明白吧。要是不明白的话,都给我扫地去!
平助/左之:所以说土方桑――
(拉门打开,大家纷纷过来)
土方:喔噢,干…干什么啊。这么一大早就都起来了是怎么回事儿。
左之:诶诶…我们的争吵太大声了…
平助:啊啊…所以大家都起来了么…
三人共:(尴尬)…哦,哈嗯…不那个,啊哈哈哈哈――
土方:啊,咳咳,嗯嗯。两位,抱歉。不好意思啊。